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テレビ局音屋さんのお仕事-スタジオミキサー その1

公私共に忙しくブログ更新の余裕ありませんでした。久々の更新。

昨日はスタジオでミキサーしてました。
ミキサーが何をするかというと、ディレクターと打ち合わせした上でその番組全体の音声プランを考え、それを他の音声スタッフに伝え、セッティングし、本番中はミキシングコンソールという機器を操作し、全体の音のバランスを取っていくシゴトです。

今回は基本的な情報・トーク番組スタイル(観覧者無し)の、出演者の声のバランスを取ることについて書いてみたいと思います。

えーと、最近はピンマイク型のワイヤレスマイクを各出演者に付けることが多いです。ワイヤレスマイクの本数は、機材の数と、周波数(チャンネル)の兼ね合いにより限定されるので、出演者が多いと、使いまわしに苦慮します。モーニング娘。と出てくると大変らしいです。僕は彼女らと仕事したことはありませんがね。
(マイクの取り付けに関しては、スタジオフロア業務のエントリーで詳しく書きたいと思います。)
あと、テーブル席に座ってあまり動かない場合は、スタンドマイクを並べる場合もあります。サンデープロジェクトなんかはそうですね。

で、ミキサーしたこと無い方の中では、出演者それぞれにマイクがあるのだから、単純に声の大小でフェーダー上げ下げすればいいかと思われるかもしれませんが、そうもいきません。
同じスタジオに居れば、大きな声を出せば他の出演者のマイクにも声は入ってくるので(これを「かぶり」と言う)その扱いが厄介です。本人自身のマイクは近距離にあるので、かなり明瞭な「オン」な音で入ってきますが、本人以外のマイクから入ってくる音は不明瞭な「オフ」な音なので、できれば話してる本人のマイクだけから音を拾いたいのですが、他の人も話に絡んでくるので、結局出演者全員のマイクから音を拾うことになります。出演者が多かったり、声量差のある出演者が近くに居る場合は大変ですね。そんな中でトータルのバランスを維持していくのです。この辺は、ミキサー経験者の方でないと分かり難いかと思います。
また、一定の声量で話してくれる方もいれば、テンションや場面によって声量がバラバラの方もおられます。また、アナウンサー実技の勉強をされた声質が明瞭で聞きやすい方もいれば、ぼそぼそしゃべって何言ってるか分かり難い方もいます。その人自身の生まれ持った声質もありますし。ある程度リハーサルで声量や声質は盗みますが、本番ではその通りの声量で話してくれない場合も多いので、常にモニタースピーカー意識しながら、テレビで視聴者が聞き易い全体のバランスを整えています。第一声や、声量が変化した時に、即座に対応できるかもミキサーの技量です。これには経験が必要ですね。
あと、全体のバランスをどうまとめるかは、個性による部分も大きいです。硬いはっきりした音を好む人も居れば、全体的にやわらかい音を好む人も居ます。僕は、前者とも後者とも言えないですね。その間くらい。自分の目指すバランスに近いものになれば、満足感は得られますね。

出演者の声のバランスだけ考えると、こんな感じですかね。
ちなみに嫌いな出演者のフェーダー絞ってたりする時があるのは内緒です(笑)。

では、その2に続く。
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  1. 2005/08/20(土) 23:21:58|
  2. Work

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